処暑
24の季節は「処暑(しょしょ)」になります。
暑さもようやくおさまり、朝夕は初秋の気配がただよいます。
綿の花が咲き、穀物が実り始めます。
まだ残暑が厳しいですねぇ。
さて、知人の方から旅行のお土産をいただきました。
これ、よくぞ入手できたものです。大ウケです。
庭のお散歩「クズ開花」
庭の裏の土手に、クズの花を見つけました。
大きなまるい葉のしげみのなか、紅紫色の蝶形の花を総状に
つけています。甘い香りがします。
このクズの根からは、くず粉がとれます。また、漢方の
発汗・解熱剤の葛根(かっこん)になります。
秋の七草のひとつです。
庭のお散歩「タカサゴユリ開花」
庭に、タカサゴユリの花が咲きました。
横向きのながい漏斗状にひらく白色の大きな花です。
このユリは、庭の広い範囲に群生しています。
いっせいに開花をはじめましたので、
あたりには強い芳香がたちこめています。
「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」
楚々とした白ユリはほんとうに美しいものです。
華やかな色彩が好まれる欧米でも、白ユリは別格です。
これは純潔をあらわして、聖母マリアにささげられます。
ギリシャ神話では、天の川から滴り落ちたミルクからユリの
花がうまれ、天上からきたものとされています。
これには、海の白い泡から生まれたビーナスも嫉妬したと
いいます。
ジャンヌ・ダルクがフランス軍を励ますためにつくった旗にも
このマドンナ・リリー(聖母のユリ)が描かれています。
日本のユリは、その美しさで世界に知られています。
なかでも美しく丈夫な、この白ユリは特別な地位にあるようです。
この白ユリのこと、当初、テッポウユリと記述していましたが、
コメントによるご指摘により、タカサゴユリが、正しいものです。
コメント、ありがとうございました。
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